四季を楽しむ「日本庭園」
廻遊式自然式日本庭園
越知庵に接する,廻遊式の自然式日本庭園。滝の石組みや池の渕石など庭石一式は,足羽川上流の部子山の峡谷から運び出されたものであり,中の島の桧皮葺きのあずまやの土間は九頭龍川の畳石を使用しています。
日本庭園 幽石庭
陶芸館の周辺に多い杉林を導景にした「自然式日本庭園」で、広さは1868㎡。
庭の中心部に広さ331㎡の池泉があり、橋石をかけた中の島(53㎡)には、庭全体を見ながら休憩できる「あずまや」があります。
この池の最も大切な景色の滝の石組みや池の淵石、および景石など庭石一式は足羽川上流の部子山から運び出されたものであり、檜皮木葺四阿の土間には九頭竜川真黒の畳石を使っています。杉の樹林を植えた築山を背にして北側の一角に、芝生を張ってしゃく谷石の露台を置いた広場があります。その下にある崩れ石積は、越廼村居倉山の自然石が使われています。
この庭は回遊式で、歩きながら庭を鑑賞できる。資料館の窓際には、敦賀市疋田の谷川から採取した石の延段があります。池の東寄りには、緩やかな勾配に玉石を敷いた洲浜をつくり、池に景利を添えてあります。池の南側には、魚が越冬したり、逃げ込むための室が有り、その上に芝生を張り、藤棚をつくり、その下にスツールがおいてあります。
春になると、椿、桜、こぶし、さつきが美しい花を開き、新緑の季節には深い緑に包まれます。にしきぎが紅葉し始めると、この庭にも秋の気配が感じられ、どうだん、もみじが見事な彩を見せます。雪ずりをした樹にしんしんと降り積もる雪の眺めも、また、雪国ならではの景色となります。四季折々にこの庭の一角にたたずむとき、越前焼先年の歴史をしのび、心の故郷に触れる思いにひたることができます。