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令和7年度秋期企画展 「壺に、ツボる– Fascinated by Jars: Expressions of Culture and Artistry」

開催日程:2025年9月30日(火)~2026年1月18日(日)

/images/2025/SAM_R7TBTB.jpg 1 1 令和7年度秋期企画展 「壺に、ツボる– Fascinated by Jars: Expressions of Culture and Artistry」
秋期企画展「壺に、ツボる」

主催:福井県陶芸館 学芸員室 0778-32-3262

日程:2025年9月30日(火)~2026年1月18日(日)

時間:9:00~17:00(最終入館16:30)

会場:福井県陶芸館1・2階「資料館展示室」

料金:一般 800円(陶芸館常設展、古窯博物館常設展を含む)、高校生以下・70歳以上 300円、未就学児 無料
※身体障害者手帳等をお持ちの方と介助者1名は無料


後  援:福井新聞社、NHK福井放送局、FBC、福井テレビ、FM福井、こしの都ネットワーク株式会社

かつては人々の暮らしを支え、身近な存在であった壺。ここ越前では、貯蔵具や運搬の道具として数多くの壺が作られてきました。
しかしながら壺は、現代人の生活空間から少しずつ姿を消していると言えるでしょう。本展では越前焼はもちろん日本各地の壺を中心に、世界各国の陶磁器から壺をめぐる文化や表現を紹介します。
農耕をきっかけに生まれた壺は、用途によって様々な形や装飾が生まれ、時代を経るにつれて祭祀の道具になり、茶壺や油壺など貯蔵運搬の必需品として広く使われました。近代になると壺は徐々に実用性から離れ、表現のメディアとして認識され、陶芸家たちによって優れた作品が登場します。しかし床の間の消失などの住環境の変化によって壺は求められなくなり、越前でも20世紀まで盛んだった壺の表現の開拓は少なくなってきています。本展のクライマックスには、越前陶芸村建設後に華開いた越前焼作家による壺の表現を紹介します。
時を超えて文化や芸術家の感性によって生まれてきた様々な壺に魅了されながら、一緒に壺のゆくえに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。


特別講演会

  • 講師:今井敦氏(東京国立博物館 特任研究員)
  • 日時:10月11日(土)午後
    ※演題、時間詳細は決定次第、HPにて更新
  • 会場:越前古窯博物館天心堂
  • 参加費:無料
  • 定員:30名(事前予約者を優先)
  • 申込方法:電話(0778-32-3262) または WEB申し込みはこちら

ワークショップ

● 神亭壺のような小物入れを作ろう!

内容:
壺の上に巨大な楼閣や人物や動物の装飾を乗せ、お墓に収められた中国古代の壺「神亭壺」。
今回はその神亭壺になぞらえて、蓋の上に自由に装飾した小物入れを作ります。

  • 講師:山家まりあ 他(陶芸教室スタッフ)
  • 日時:11月16日(日)
    ① 9:30~12:00 / ② 13:30~16:00
  • 対象:小学生以上
  • 定員:各回20名(事前予約制)
  • 参加費:3,000円(材料費・焼成費込み、企画展チケット付)
  • 申込方法:電話(0778-32-2174) または WEB申し込みはこちら

● 伝統工芸士に学ぶ 越前ねじたて講座

内容:
越前焼の伝統的な「お歯黒壺」と「火もらい」を、2日間かけてじっくりと制作する本格講座です。

  • 講師:近藤修康(伝統工芸士)
  • 日時:12月13日(土)・14日(日)
    両日とも 9:30~12:00 / 13:30~16:00
  • 定員:8名(事前予約制)
  • 参加費:15,000円(企画展チケット・呈茶券付)
  • 申込方法:電話(0778-32-2174) または WEB申し込みはこちら

ギャラリートーク(事前予約不要)

  • 講師:森まどか(本展担当学芸員) ー 10月18日(土)11:00~12:00
  • 講師:橋詰果歩(本展担当学芸員) ー 11月9日(日)14:00~15:00

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